題目 | 賃料、価格とも、大型マンションの上昇傾向が継続 | 2014/9/12 |
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(一財)日本不動産研究所(JREI)は10日、「住宅マーケットインデックス2014年上期」の調査結果を発表した。アットホーム(株)と(株)ケン・コーポレーションから提供された賃貸・分譲マンションの事例データを、新築・中古(築10年)別、大型タイプ(80平方メートル以上)・標準タイプ(40~80平方メートル未満)・小型タイプ(40平方メートル未満)に分け、賃料・価格・平均利回りを都心5区や東京23区などエリア別に集計・分析した。調査期間は14年1~6月。 1平方メートル当たりのマンション賃料は、都心5区の新築では、大型タイプ5,213円(前期比6.9%増)、標準タイプ4,301円(同2.8%増)、小型タイプ4,320円(同0.7%増)。中古では、大型タイプ4,723円(同7.8%増)、標準タイプ3,935円(同2.9%増)、小型タイプ4,045円(同1.1%増)。いずれも上昇したが、大型タイプの伸びが目立った。 1平方メートル当たりのマンション価格については、都心5区の新築では、大型タイプ116万6,000円(同14.3%減)、標準タイプ97万1,000円(同4.5%減)、小型タイプ110万円(同2.5%減)と全タイプで下落し、特に大型タイプの下落幅が目立つ。中古では、大型タイプ104万5,000円(同2.7%減)、標準タイプ84万4,000円(同3.3%増)、小型タイプ83万8,000円(同5.0%増)で、大型タイプは上昇から下落に転換、標準タイプ・小型タイプは依然上昇傾向が継続している。 これらデータを元に分析した今後(15年10月に消費税が10%へ上がることが前提)の予測については、短期的動向(14~16年)でみると、マンション価格は14年に消費税増税の反動減から価格が0.5%下落した後、15~16年と緩やかな上昇傾向で推移。マンション賃料は、13年の下落から反転し14年に0.5%上昇した後、15~16年もわずかな上昇が継続する見込み。 |
番号 | 題目 | 登録日 |
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